今日は、筑波実験植物園というところに行ってきました。

思っていたよりデカい...
園内を回るだけですごく疲れました。
広いだけあって、場所によっては周囲に自分しかいないという状況もありました。

ただ、期間限定の特別展示のエリアはちらほらと見物客が

現在、ランの特別展を開催しているらしく、たくさんの美しいランの花をカメラに収めようとする老夫婦が数多くご来場されていました。

何でも、65歳以上は入園料が無料らしいのです。

無料なら、行きますよね。

斯く言う私も学生証を提示すれば無料、と知っていたために行ってきたのです...(笑)


そこでいろんな植物を見てきたわけですが、面白いと思ったのがこれです。擬態する花 (2)

花に蜜を吸いに来た昆虫が止まっているように見えませんか?

でもこれは、昆虫に擬態した花なのです。
ランの一種であるOphrys属の花はこのように訪花昆虫に擬態する種がいるそうです!

それにしても凄いですよね、昆虫の毛の様な構造までも再現していますし、翅があるようにも見えます...
花の構造をどういじったらこのような姿になってしまうのか...


昆虫の形態を真似することにより、交尾しようと寄ってきた昆虫に花粉を付け、運んでもらうとのことでした。

いやーすごい。

突然変異で花の構造が昆虫に似てしまった結果、より昆虫が引き寄せられて、その個体の花粉が効率よく別個体に届けられ、次世代にその遺伝子が引き継がれた。

それが何回も繰り返されて進化してきたのでしょうか。

どの遺伝子が変化して、どのように遺伝子の使い方が変化して、花の形態がここまで変化してしまったのか。
時代を遡って、その進化の歴史を眺めてみたいものですね...


それができないから、生物の形態を比較して、発生を比較して、ゲノムを比較して、進化の歴史を紐解いているのですねー


なかなかに植物園は楽しかったです。
皆様も足を運ばれてはいかがでしょうか?

ちなみにラン特別展は今週の日曜日までとのことです。


それでは、また。